2015年5月28日木曜日

世界に二つだけ

世界で二つしかない論文
予算の書類でひっくり返っていて、過去の知見を調べてみると、
人工心臓と心房収縮に関する論文は、これまでの、地球上の過去の歴史の中で、ただの2つしか報告されていないのをパブメド様で見つけてしまいました。
そのうち一つは、麻酔科の志賀先生がうちで実験した論文です
Hemodynamic effects of pressure-volume relation in the atrial contraction model on the total artificial heart using centrifugal blood pumps. Shiga T, Kuroda T, Tsuboko Y, Miura H, Shiraishi Y, Yambe T. Conf Proc IEEE Eng Med Biol Soc. 2013;2013:1815-8
昔のオハイオ大学の論文は、当時の空気駆動の人工心臓なので、遠心ポンプの、無拍動人工心臓で、心房収縮を記録した論文は、これが世界最初です
フォロワーが少ないのは、重要性が少ない実験だからと言われるかもしれませんが、理由はとても簡単で、普通に遠心ポンプを二台購入して慢性実験をすると、三億六千万円かかります。
人工心臓の会社との共同実験だからこそこれができたわけです
難しいことを書いているように見えるかもしれませんが、可愛い女の子の脇で、あなたの人工心臓がドキドキしたらステキじゃないですか。
世界で一つだけの花は、うちで咲いていたのですね

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