2006年4月9日日曜日

三次元映像刺激に対する生体反応評価


三次元画像刺激に対する生体影響評価プロジェクト

機械システム産業協会・電子情報技術産業協会プロジェクト
映像デジタルコンテンツ評価システム開発に関するフィージビリティスタディ

東北大学では、ソニーなどの委託を受けて、新しい視聴覚刺激機器の開発の課程において、その自律神経機能へ与える影響を研究してきました。グラストロンの開発過程では様々な知見をソニーに提供してきました。その結果はバーチャルリアリティ学会雑誌などへ報告してきています。
そして、1997年、「ポケモンショック事件」が発生しました。
全国で1000万人を越えると見積もられる番組視聴者のうち、発作を起こして病院にかつぎ込まれた子供達だけでも700人を越え、日本放送史上に残る最大の大事件になりました。
事態を重視した政府は、郵政、厚生、通産などの各省庁に、事故を予防するためのプロジェクトチームを結成し、事件の収集に当たりました。
この事件をきっかけに加齢医学研究所でこれまでに行われてきた地道な研究の蓄積が認められ、総額一億を越える予算で附属病院に「映像メディア生体影響多次元総合評価システム」が設置されることになりました。
これは病態計測制御分野で研究され、発明されるに至った全く新しいシステムです。

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更新日時:2006/04/09 22:33:53
キーワード:
参照:[バーチャルリアリティの医学応用と生体影響に関する研究

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